クリエイティブ事例
CREATIVE of
LIFE DESIGN
福祉を、魅せる。
福祉は、本来美しいもの。
福祉は、人の人生に寄り添い、 日常を支える仕事です。
そこに本来ある誇りや美しさ、価値を、 デザインの力で可視化し、 “福祉=カッコいい”を形にしています。
ここでは、 魅せるための取り組みをご紹介します。
Case01ブランドイメージの統一
デザインを揃えるのではなく、
ブランドの思想をカタチにする。
看板、WEBサイト、パンフレット、各事業所の空間まで含め、ブランド全体のクリエイティブを一貫して設計しています。重視しているのは、見た目を揃えることではなく、同じ思想を、同じ基準でカタチにすること。デザイナーや空間設計、内装工事においても同じパートナーと組み、判断の軸を共有しながら制作してきました。その積み重ねによって、「よくあるデザイン」ではない、ライフデザイン独自の表現が育っています。福祉でありながら、福祉に見えない。そんな絶妙な距離感をもった表現で、ブランドの世界観をつくっています。
知られていなければ選ばれない。
堂々と自分たちの存在を掲げる。
事業が広がり、拠点が増えていく中で、ライフデザインには一つの課題がありました。それは、「知られていない」ということ。どれだけ現場で良い支援をしていても、存在として認識されなければ選択肢にすら入らない。だからこそ、街の中で見かけた瞬間に「あの会社だ」と伝わる状態をつくる必要がありました。また、福祉だから控えめに、目立たないほうがいい、という業界の空気にも違和感を感じていました。隠すのではなく、堂々と掲げる。その姿勢そのものを、ブランドとして可視化したかったのです。
すべての接点が重なり、
信頼として蓄積されていく。
ブランドイメージの統一によって、ライフデザインは「明確に認識できる存在」になってきました。例えば街中でロゴを見かけたとき、別の場所で見た施設や情報と自然につながる。そうした小さな接点をこだわることで、認知のスピードを確実に高めています。一部だけを飾るのではなく、すべてのタッチポイントで同じ世界観を保ち続けること。それが信頼感となり、選ばれる理由になっている。ブランドの統一は、見た目の話ではなく、ライフデザインの覚悟を形にするために重要な役割を果たしています。
Case02施設・店舗デザイン
使いやすさや安全性を前提に、
空間そのものに思想を込める。
施設・店舗デザインにおいて、使いやすさや安全性といった機能面は大前提です。そのうえで考えているのが、その空間でどんな体験ができるか。本社や各事業所の一部では、壁画アートや絵画など、国内外で活躍するアーティストにアートペイントを依頼しています。単なる装飾ではなく、感性を刺激する存在としてアートを配置する。空間に足を踏み入れた瞬間、言葉よりも先に何かが伝わる状態をつくっています。「福祉施設だから、このくらいでいい」。そんな発想はありません。空間そのものに、思想や美意識を込めることを大切にしています。
足を踏み入れた瞬間の印象が、
契約や採用の判断に影響する。
ご利用者様や保護者の方が施設に足を踏み入れた瞬間、通いたいと思えるか。安心できるか。ここに任せたいと感じるか。そうした判断は多くの場合、説明を聞く前に始まっています。そのきっかけになるのが、空間の印象です。採用においても同じです。仕事内容や条件と同じくらい、「どんな場所で働くのか」は大きな判断材料になります。ライフデザインがデザインやアートにこだわる理由は、福祉の価値を言葉で説明するためではありません。直感で、感じてもらうため。「ここは、他と違う」。 その感覚を記憶に残したいと考えています。
施設の空間そのものが、
ライフデザインを語ってくれる。
施設・店舗デザインの取り組みによって、見学時の反応は明確に変わっています。「おしゃれですね」「これが福祉の事業所なんですか」といった声が上がり、複数の事業所を見学したうえで、最終的にライフデザインを選んでいただくケースも少なくありません。提供している支援内容や料金は同じでも、空間が与える印象が意思決定を後押ししている。いい意味での異質さが、記憶に残り、選ばれる理由になっています。施設の空間そのものが、ライフデザインの姿勢や美学を語る存在として機能しています。
Case03ユニフォーム・グッズ制作
ただの作業着ではなく、
毎日着たい服に変える。
ユニフォームを「支給される作業着」ではなく、「毎日着たい服」としてつくり変えました。着心地と耐久性に定評のあるユニクロのボディをベースにオリジナルTシャツを制作し、1人あたり5枚を支給。ローテーションしながら常に清潔な状態で着用できるようにしています。また、拠点やグループ、イベントごとに複数パターンを用意し、日常の中で自然とチーム意識が育つようにしています。加えて、ナイロンジャケットなどのアイテム展開も進め、働くシーンに合わせて選べるユニフォーム文化をつくっています。
自分たちの価値が見えない。
この服装で本当にいいのか。
実は以前のユニフォームは、一般的な無地のポロシャツでした。仕事をするうえでの機能は満たしていましたが、外から見たときに、何を大切にしている会社なのかが伝わりにくい。そんな服装でご利用者様や保護者の方と向き合うことに、違和感がありました。試行錯誤の末に、辿り着いたのが今のTシャツのデザインです。
音楽のツアーで、アーティストやスタッフが同じTシャツを着て会場に立つように、ユニフォームは「このチームでやっている」という意識を高めるもの。着ていて気持ちがいいこと、好きだと思えることを最優先にしました。
ユニフォームが一体感を生み、
社員や事業所の空気を変えた。
ユニフォームを変えたことで、現場の空気は確実に変わりました。「このTシャツを着て働くのが好き」「ライフデザインの一員だと実感できる」といった声が自然と上がり、身だしなみや立ち振る舞いへの意識も高まっています。また、施設で遊ぶ子どもたちからもライフデザインのTシャツを求める声が聞こえるようになり、事業所にいる全員が、同じコミュニティに属しているという感覚が育まれてきました。毎日身にまとうものを通じて、働くことの価値や誇りが可視化され、組織の空気そのものがアップデートされています。
Case04SNS戦略・ビジュアル発信
告知のためではなく、
価値観と文化を伝えるSNS。
SNSを単なる告知ツールではなく、現場の日常を通して価値観やカルチャーを伝えるメディアとして位置づけています。本社アカウントに集約せず、各事業所ごとにアカウントを運用し、現場社員が主体となってほぼ毎日発信。行事やイベントだけでなく、ご利用者様との何気ないふれあいや、毎朝行っているダンスの様子などもそのまま発信しています。加えて、事業所紹介や社員に密着した動画、業界では珍しい給与情報の公開にも取り組み、働く場としての透明性やスタンスも正直に伝えています。
ありのままを発信することで、
自分たちの強みが正しく伝わる。
かつては福祉の現場を積極的に見せないことが当たり前とされてきました。情報発信の目的も事業所の案内やお知らせが中心で、世界観や空気感まで伝える発想は多くありませんでした。しかし現在は、WebサイトやSNS、働く人のリアルな様子まで含めて、あらゆる情報からライフデザインという存在が認知されています。だからこそ、隠すのではなく、日常そのものをきちんと見せる。楽しそうに働く姿や、価値観がにじむ瞬間を自然な形で伝えることで、「合う・合わない」も含めた正直な判断材料を届けたいと考えています。
同じ価値観を持った仲間や
ご利用者様との出会いが増えた。
事業所アカウントを含めた総フォロワー数は約10万人(2026年3月時点)。継続的な発信を重ねる中で、日々の投稿が多くの人の目に触れ、ライフデザインを知る入口としての接点が広がってきました。数字を追うこと自体が目的ではありませんが、日常の発信がきっかけとなり、関心を持ってもらえる機会が確実に増えています。採用においても、利用検討においても、「雰囲気が分かる」「楽しそうに働いているのが伝わる」という声が増え、サービス内容や考え方が事前に共有された状態での出会いが生まれています。
Case05社内イベント・文化
企画から撮影、編集まで。
全員参加のクリエイティブ。
動画やパンフレットなどの制作を外部だけに任せるのではなく、社員全員で取り組んでいます。例えば事業所紹介動画の制作では、各事業所の社員が主体となり、自分たちで企画を考え、撮影し、編集までを実施。YouTubeやSNSでの発信も、見よう見まねからスタートし、回数を重ねることで自然とクオリティが高まっています。2025年にはLD AWARDSに向けて、「カッコいい動画」をコンセプトにした映像作品を競うコンテストも開催。選ばれた上位作品は映画館のスクリーンで上映するなど、クリエイティブに触れる機会をつくっています。
ライフデザインの価値観を、
頭ではなく身体で理解する。
福祉の現場はどうしてもルーティンワークになりやすいもの。日々の業務に追われる中で、視点が内向きになり、「考える余白」が失われていきます。だからこそ、あえて遊び心のある刺激を組み込む必要があると考えました。例えば動画をつくるには、企画、台本、役柄、演出まで考えなければいけません。つくる側に立つことで、主観と客観を行き来し、自分たちの姿を外から見る視点が育ちます。こうした取り組みは、ビジョンマップや「ミッション・ビジョン・バリュー」で共有している価値観を、頭ではなく身体で理解するきっかけになっています。
自己表現の場があることで、
新しい才能が見えてきた。
この取り組みによって、「どう見られているか」を社員たちが常に意識した状態が生まれるようになりました。自分たちが演者として映像に出ることで、他者視点を持つようになり、話し方や立ち振る舞いにも変化が起こっています。撮影や発信を重ねる中で、自然と表現力が磨かれ、喋るのが上手くなる人、場をつくるのが得意な人など、これまで見えなかった社員の持つ可能性が浮かび上がってきました。単なるイベントのための制作ではなく、自己表現の場であり、人材発掘の場になっています。
Case06PR活動・プロモーション
就活の枠を超えて、
福祉の価値を体験として届ける。
「就活」を切り口に、体験型の「福祉ってカッコいいフェス」を自主開催しました。従来の就職説明会のように情報を並べるのではなく、「福祉の価値を体験として伝える」ことを目的に、「福祉ってカッコいい」をテーマにしたフェス形式のイベントを企画。ライフデザイン単独ではなく、同じ志を持つ他企業にも声をかけ、複数のブース出展やトークセッションを実施しました。企画立案から運営、ポスター制作、25社以上に及ぶスポンサー集めまで、すべてを現場の社員が主体となって行った点も、この取り組みの大きな特徴です。
与えられた場ではなく、
自分たちでゼロからつくる。
きっかけは、毎年参加していた県主催の就職イベントがルール変更となり、出展できなくなったことでした。「出られないなら、自分たちでつくろう」。そう考え、これまで参加していたイベントをベンチマークにしながら、それを超える集客とクオリティを目指すことを決断しました。単なる採用活動ではなく、就活という文脈の中で福祉をどう捉え、どう誇れる仕事として伝えるか。その問いに向き合い、既存のフォーマットに乗らない体験設計をゼロから考えました。
自己表現の場があることで、
新しい才能が見えてきた。
イベントには関係者を含めて約180名が来場し、ベンチマークとしていた県主催イベントを上回る集客を実現。具体的な問い合わせや採用につながる動きが生まれています。さらにこの取り組みは、社員の成長にも大きな影響を与えています。スポンサー営業、集客設計、クリエイティブ制作、イベント運営までを経験することで、現場社員が福祉の枠を超えたビジネススキルを獲得。他企業からも「採用イベントの新しいモデル」と評価され、ライフデザインの取り組み自体が、ひとつのロールモデルとして認識されるようになりました。
Future
業界の外からも注目されるような、
強いクリエイティブを生み出す。
これまでのライフデザインのクリエイティブは、沖縄という地域や福祉という文脈の中で評価される場面が多くありました。それは決して小さなことではありませんが、同時にまだ限られたフィールドの中での話でもあります。
これから目指したいのは、福祉かどうか、沖縄かどうかといった前提を外したときにも、自然と比較対象に並べられる存在です。純粋に表現として強いか。その問いを、自分たちに向け続けていきたい。
より広い世界で、自分たちの表現が試されることを恐れずに進む。ライフデザインのクリエイティブは次のフェーズへ踏み出します。



