LD AWARD2024レポート
2024年12月28日、那覇市にあるクラブ「クラウン」を貸し切り、株式会社ライフデザインの忘年会「LD AWARD 2024」を開催しました。
リーダーチームを中心に初めての大規模イベントとして準備を重ねてきたこともあり、当日は期待と緊張が入り混じった独特の空気が漂っていました。
しかし、その雰囲気は会場の扉を開けた瞬間にワクワクに変わり、たくさんの笑顔と熱気に包まれる素晴らしい時間になったと感じています。
ここでは、一連の出来事を振り返りながら、そのときの様子をできるだけリアルにお伝えしていきたいと思います。
オープニング:華やかなダンスパフォーマンス
児童指導員のMARIさん
プロダンサーとしても活躍中のYUIさん
まず、最初に場を盛り上げてくれたのは、社員メンバーによるダンスパフォーマンスでした。プロダンサーとして活躍中のYUIさんを中心に、総勢7名が登場。
曲は「HAPPY」で、アップテンポな音楽とともに一斉に踊り出すと、会場は一気に熱気と活気に満たされました。リハーサルの段階から高い完成度が評判でしたが、本番ではさらにパワーが増し、見ている人を釘づけにするほどの迫力。
「これが本当に社員のダンスなの?」と驚いてしまうほどの素晴らしいクオリティー。踊り終わると同時に大きな拍手と歓声が沸き上がり、イベントの幕開けとしては最高の盛り上がりを演出してくれたと思います。
2025年 新入社員内定式:頼もしい未来の仲間たち
続いて行われたのは、2025年入社予定の新入社員内定式です。司会を担当したのは、お笑い芸人としても活躍するスタッフのかいりさんと、言語聴覚士の七海さん。
この二人は普段から人前で話す機会が多く、マイクを握る姿がとても自然でした。かいりさんの軽快なトークと七海さんの落ち着いたサポートが絶妙なバランスを生み、次第に会場の雰囲気もリラックス。内定者の皆さんも、ステージで名前を呼ばれると少し緊張した様子でしたが、証書を受け取るころには笑顔がこぼれていて、こちらまで嬉しくなりました。
挨拶をしてくれた内定者たちは、「これからライフデザインの一員として頑張ります!」という力強い意気込みを語っていました。
自分たちの未来をイメージしながら話す姿はとても清々しく、「このメンバーが入社してくれたら、もっと楽しい会社になるだろうな」と感じたのを鮮明に覚えています。
私たちが大事にしているのは、チャレンジを続けられる環境づくりと、そこに集まる人の熱意。今回の内定者の皆さんは、まさにそれを体現してくれるような伸びやかな雰囲気をまとっていて、今から来年の入社式が楽しみでなりません。
LD AWARD 表彰式:10の賞に込めた想い
次はいよいよメインイベントである表彰式「LD AWARD」です。今回は以下の10の賞を用意しました。
- 12月イベント結果発表
- ベストアルバイト賞
- 優秀新人賞 × 4名
- 優秀スタッフ賞 × 3名
- 特別賞 × 3名
- ベストリーダー賞 × 1名
- 裏MVP
- 最優秀新人賞 × 1名
- MVP
- ベスト事業所賞
日頃からスタッフ一人ひとりの活躍を見守ってきた私たちとしては、名前が呼ばれた瞬間の反応を見るのがとても楽しみでした。表彰の順番に合わせて、その一部始終を簡単にご紹介します。
1.12月イベント結果発表
まずは、12月のイベントで見事1位に輝いた「まはろ天久事業所」の発表です。平均利用児童数No.1という結果が示すように、ここはスタッフ同士が密に連携しながらチームワークを発揮していることが大きな特長です。
子どもたち一人ひとりと向き合い、楽しい取り組みを考案する姿勢が高い成果につながったのだと思います。受賞に際して出てきた笑顔が眩しく、「これからもさらに盛り上げていきます!」という力強い決意が頼もしかったです。
2.ベストアルバイト賞
次に「ベストアルバイト賞」を受賞したのは、司会としてイベントを盛り上げてくれたかいりさんと、長年勤務している呉屋そよきさん。
このお二人は周囲への細やかな気配りが持ち味で、現場に入るとその場全体を和ませてくれます。かいりは、お笑い芸人としての明るさを活かして子どもたちを笑顔にし、呉屋さんは熟練の経験をもとに安定感あるサポートを実施。立場や環境が変わっても常に前向きに取り組む姿が、多くのスタッフから支持されていました。
3.優秀新人賞 × 4名
「優秀新人賞」は4名に贈られました。
リーダー選考会まで残ったりゅうとさん、ケイトさん、そしてダンスパフォーマンスやSNS活動で活躍の幅を広げたマリさん、さらにマイナビでの新卒採用担当に抜擢されたスズカさん。
それぞれが自分の持ち味を存分に発揮しながら会社に新しい風を吹き込んでくれています。
新人ながらも積極的にチャレンジを重ねる姿勢に、「これからもっと面白いことをしてくれそうだ」という期待が大きく膨らみました。
4.優秀スタッフ賞 × 3名
次に「優秀スタッフ賞」を受賞したのは、ST(言語聴覚士)としてプロフェッショナルな活動を続ける七海さん、ヘルプとして複数の事業所を行き来してサポートし続けるかいりさん、そして研修実行委員として新人やスタッフを支えてきた翔太さんです。
職務内容は三者三様ですが、いずれも「現場をより良くするためにはどうすればいいのか?」を常に考え行動している方々。
そんな地道な努力と情熱が大きく評価され、今回の受賞につながりました。
5.特別賞 × 3名
「特別賞」は、ベテラン児童発達支援管理責任者のゆいきさん、会社を明るく照らすムードメーカーさおりさん、そしてリーダーチームの一員として奮闘してきたみさきさんの3名が受賞。
縁の下の力持ちとして大きく貢献し、周囲にプラスの影響を与え続けてくれた姿勢が、この結果に結びついたのだと思います。
それぞれの笑顔がステージ上で輝き、まさに「特別」の名にふさわしい瞬間でした。
6.ベストリーダー賞 × 1名
「ベストリーダー賞」は、スタッフの投票によって選ばれました。今回、入社2ヶ月というスピードでリーダー選考会まで進んだ穂乃花さんが、他を大きく引き離す得票数で受賞。
社歴の浅さを感じさせない行動力と、周囲を巻き込むコミュニケーション力が大きく評価されており、すでに頼もしさすら感じられます。
「自分の役割を超えてでも現場を良くしよう」という姿勢は、リーダーにとってとても大切。これからますます成長していく姿が目に浮かびます。
7.裏MVP
続いては「裏MVP」。こちらもスタッフの投票によって選ばれる特別な賞です。今回、7月に入社した大和さんが圧倒的な支持を集めました。
児童発達支援管理責任者のチームをまとめる立役者として、常に裏方に回りながらみんなを支えてくれている姿は本当に頭が下がる思いです。
「気が付いたら大和さんが助けてくれている」「いつも先回りして準備してくれる」という声が多数寄せられていたことも印象的でした。
8.最優秀新人賞 × 1名
そして、一番の注目を集めた「最優秀新人賞」。見事に選ばれたのは、先ほどベストリーダー賞に輝いた穂乃花さんです。
わずか23歳という若さでありながら、リーダー選考会に参加して結果を残し、新ブランド“SOU”の立ち上げ責任者として成果を上げた点が大きく評価されました。
新人とは思えない安定感があり、しかも自らの行動で周囲を刺激し続ける存在感はまさに見事の一言。「二冠」という快挙を成し遂げた穂乃花さんの今後にも期待が高まるばかりです。
9.MVP:大嶺さん
そして、全員が固唾を飲んで見守ったMVPの発表。選ばれたのは、大嶺碧さんでした。表彰式で名前が呼ばれた瞬間、会場は驚きと祝福の大きな歓声に包まれました。
大嶺さんは、アルバイトからスタートして正社員になり、さらにリーダーの道を歩んできた方。特筆すべきは、その歩み方が常に「自分だけが伸びればいい」ではなく、「会社全体を底上げしていく」というボトムアップ型の姿勢に貫かれていることです。
- 前年比で月間100万円以上の売上アップに貢献し、全事業所の中でもトップ争いをする事業所を構築
- 休日返上で他事業所のヘルプに入り、現場全体を支えてきた献身的な行動
- いつも明るく、素直で、ポジティブな振る舞いで周囲を元気づける姿
数字としての成果ももちろんですが、それ以上に「ライフデザインの核となる価値観を体現している」という部分が、今回の受賞に大きく影響しました。
大嶺さんを見ていると、「誰もが成長のチャンスを持ち、それを掴むことで組織全体が大きくなる」ということを証明してくれているように思います。アルバイトから正社員、そしてリーダーとステップを進めてきた姿は、私たち全員に「成長は誰にでも可能である」という強いメッセージを届けてくれました。
ライフデザインでは、常に「現場目線での改善」を大切にしています。トップダウンだけでなく、スタッフ一人ひとりが主体的にアイデアを出し合い、良いと思ったことはすぐに実行していく。大嶺さんの行動はその理想をまさに体現しているのです。今回のMVP受賞は、大嶺さんの個人的な功績だけでなく、「ボトムアップの力こそがライフデザインの進むべき道である」という証明にもなりました。
涙を浮かべる大嶺さんの姿を見て、私も込み上げるものがありました。「この受賞は周囲のサポートの賜であり、またこれはゴールではなく、ここからが新たなスタートなんだ」と語っていた姿は、まさに今後のライフデザインを象徴するような頼もしさと、希望に満ちています。
10.ベスト事業所賞
最後に発表されたのは「ベスト事業所賞」。
今年は「あろはKids牧港」が栄冠に輝きました。ここはベストリーダー、裏MVP、そしてMVPまで輩出している事業所で、売上利益はもちろんですが、会社全体への貢献度も非常に高かったです。事業所全体で同じ方向を見据え、助け合いながら進んでいる姿勢が数字面と組織面の両方で花開いたのだと感じます。
スタッフの表情からも、「やっぱりチームワークって大事だよね」という声が聞こえてくるようでした。
マジックショーとゲームタイム:笑いと驚きの3時間
表彰式の後は、プロマジシャンのゴッシュによるマジックショーが行われ、場内はさらにヒートアップ。目の前で次々と不思議な現象が起き、普段冷静なスタッフも思わず声を上げるシーンが多々ありました。「えっ、今のどうなってるの?」という驚きと笑いが絶えず、見ているこちらも童心に返るような楽しさがありました。
その後に行われたゲームコーナーでは、社員や内定者が入り混じって大はしゃぎ。
即席のチームを組んでクイズに挑戦したり、ジャンル不問のミニゲームで盛り上がったりと、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
普段あまり接点がないメンバー同士が仲良くなったり、実は隠れた特技を持っている人が発覚したりと、こうした場ならではの嬉しい発見もたくさんありました。
二次会とこれからの展望
3時間にわたるメインイベントが終了し、参加者全員がほっとした表情を浮かべながらも、「もうちょっとこのまま一緒にいたいな」という余韻を感じました。
そのまま二次会へ流れ込み、今度はアワードを争ったメンバー同士が乾杯したり、カラオケで盛り上がったりと、さらに楽しい時間が続きます。先ほどまではライバル同士だった人たちも、いったん肩書きや立場を忘れて、わいわい語り合う姿はとても微笑ましかったです。
今回の忘年会は、これまでにない規模で実施したため、準備段階ではかなり大変なことも多かったように思います。しかし、その苦労を乗り越えたからこそ、当日の満足感と達成感はひとしお。何より、受賞の瞬間に涙を流して喜ぶメンバーや、互いを称え合いながら励まし合う姿を目にすると、「やってよかった」「これからも続けていきたい」という想いが強くなりました。
最後に
今回の「LD AWARD 2024」を通じて、改めて感じたのは「みんなの努力は必ず誰かが見てくれている」ということ。そして、その頑張りが形となって報われる瞬間を共有できるのが、私たちライフデザインの何よりの魅力だと思います。個人の成長がチームを活性化し、チームがまた個人を育てるという好循環は、私たちが大切にしている“ボトムアップの力”そのもの。大嶺さんのMVP受賞をはじめとした多くの表彰は、まさにその理念が正しかったと示す一つの指標になったと感じています。
来年はさらにパワーアップした忘年会・アワードを計画し、もっとたくさんの「成長」と「感動」を生み出していきたいと思います。受賞した方はもちろん、惜しくも選ばれなかった方も含め、全員がライフデザインの推進力です。これからも新しいチャレンジや楽しい企画をどんどん仕掛けていくので、みんなで助け合いながら一緒に盛り上がっていきましょう。
最後になりましたが、LD AWARD2024の成功に関わってくださった全ての方に心から感謝いたします。来年もどうぞよろしくお願いいたします。一緒に、福祉のスタンダードを変革する新たな道を切り拓いていきましょう。
株式会社ライフデザイン
取締役社長 南 徹