社員インタビュー|昼夜掛け持ちの苦労が嘘みたい!「天職」と思える仕事と貯金もできる生活を手に入れた
——— 株式会社ライフデザインで執行役員を務める島袋歩さん。何でも相談できる頼もしいリーダーとして多くのスタッフから慕われているが、ライフデザイン入社前は昼も夜も仕事を掛け持ちして子どもとゆっくり過ごす時間もなかったという。「ライフデザインは頑張っている女性におすすめです!」という島袋さんにお話を聞いた。
入社2カ月で「もう夜の仕事はやらなくていい!」となりました
――島袋さんは2015年に児童デイサービスまはろのオープニングスタッフとして入社されていますが、それ以前に福祉の仕事の経験はなかったそうですね。
はい、独身の頃はケーキ屋さんで働いてみたり結婚式場の音響を担当してみたり、好奇心に任せていろんなことをしていました。自分が何がしたいのかよくわからないうちに子どもができたので、それからはずっと事務職です。子どもに合わせて土日休めるように。
――どうしてまったく違う分野のライフデザインに入社したのですか?
友人に勧められたのがきっかけです。子どもが小学校に上がった頃に離婚して、その後は昼間の事務の仕事だけでなく夜に飲食店の仕事も掛け持ちして生計を立てていました。仲間内では「資格もないし正社員にもなれないし、もう飲み屋出せば?」みたいな話をしていた頃です(笑)
でも子どももいるし、できればもっと安定した仕事に就きたいと思って友人に相談していたら「ライフデザインって会社ができるよ。無資格でもいいらしいから面接受けてみる?」と言われて受けてみることにしました。
ライフデザインは経営陣が内地の人だと聞いていたので「お給料いいかも」という期待もありました(笑)沖縄では内地の企業は給料がいいっていうイメージがあるんです。
――お給料大事ですよね!実際いかがでしたか?
最初に額を見たときはびっくりしました!見たことがない金額だったので。
実は入社するときにはやっぱり生活していけるか不安で、社長に「夜に副業してもいいですか?」と相談してOKをいただいていたんです。「それぞれ生活もあるからね」って言っていただいて。だから夜の仕事も続けていたんですが、2カ月目には「もう夜やらなくていいかも」ってなりました!その分子どもと過ごす時間もできて最高でした。
周囲から「天職」と言われるくらい楽しい毎日が始まりました
――収入と時間の面ではとてもいい結果になりましたが、初めての福祉の仕事はいかがでしたか?
私が配属されたのは児童デイサービスまはろという放課後等デイサービスで、障害児の療育をする事業所です。資格も経験もなく飛び込んだんですが、やってみたら周囲から「天職じゃない?」って言われるくらい向いていることがわかりました!
本当に毎日が楽しくて、一日があっという間に過ぎました。初めて対応したのが自閉症の児童だったんですが「今日はこうやったけどうまくいかなかった、じゃあ明日はどういうふうにやってみようかな」と毎日次の日の仕事のことばかり考えていました。児童の送迎ルートも、仕事が終わってからドライブしながら自分で最短ルートを探してみたり。
私は家にじっとしていられないタイプなので子どもが生まれてからもずっと仕事をしていましたが、こんなに楽しく働くのは初めてでした。
――とても熱心で、楽しんでいたことがよく伝わってきます。
児童デイサービスの仕事は子どもたちから学ぶことがたくさんあります。同じ自閉症でも一人ひとりみんな違うので「この子はどうしたらいいんだろう、あの子はどうしたらいいんだろう」と考えさせられること多く、すごく勉強になりました。もともと子どもが好きだったので、児童に関わる仕事は学びにもなり楽しくもありました。
――その後、管理者、統括責任者を経て執行役員になられたわけですが、今は管理業務が中心ですか?
おもに人事を担当していて、スタッフの育成や組織運営をしています。スタッフと一緒に話しながらいろいろな業務の改善に取り組んでいるので、これはこれで楽しいです。
私はライフデザインに入ってから一度も辞めたいと思ったことがなく「仕事って楽しくないと働けない」と思ってるんですが、スタッフの中には楽しく働けないという人もいます。そんなときにどうしたらいいのかを一緒に考えていくのが私の役割なんですが、それでまた一緒にがんばってくれる人もいれば新しい環境を選ぶ人もいます。どちらに進んでもいいんですが、スタッフには「溜め込まないで、早めに相談して」と伝えています。ライフデザインは社長も役員もみんなすごく話しやすくて相談しやすい環境なので、早めに相談してくれたら早めに解決できると思っています。
子どもたちに好きなことをやらせてあげられるようになりました
――島袋さんの双子のお子さんたちは、そんなふうにお母さんが楽しく働いている姿を見てきたんですね。
ライフデザインに入ってから仕事も楽しいし、金銭面でもちょっとずつ余裕ができてきました。それまでは子どもたちに我慢させていたこともあったんですが、少しずつおいしいものを食べたり、部活の道具をお下がりじゃなくて新しいものを買ってあげたりできるようになって、子どもからは「もっと頑張って仕事してきて」と言われるようになりました(笑)
――お子さんは今は大学生ですか?
はい、二人とも大学生です。娘の方はずっと韓国が好きで韓国の大学に行っています。ライフデザインに入るまでは生活するのが精一杯だったんですが、だんだん貯金もできるようになって、行きたい大学に行かせてあげられました。好きなことをやらせてあげられるようになって本当によかったと感じています。
――これからは島袋さん自身がますます楽しむときですね。なにかやりたいことはありますか?
ネイルが好きなのでネイルの勉強がしたいです。旅行も行きたかったので、最近はお休みをいただいて旅行に行ったりもしています。ジェットスキーとかもやりたいです!
――ライフデザインだとそういうことに使う時間もありますか?
全然あります!新しい事業所がオープンするときなどは集中して残業もすることもありますが、普段は会社からは残業しないで帰るように言われますし、実際帰っています。お休みもとれますし、リフレッシュ休暇もいただいているので自分の時間は作れていてすごく充実しています。
私はバレーボールチームを持っているんですが、週2回のバレーボールも全然参加できています。
――ライフデザインは島袋さんのような頑張る女性に向いている会社なのかもしれませんね。
はい!本当におすすめだし、実際私の周りの人たちにライフデザインに入るといいよって勧めてきました。小学生とかもっと小さいお子さんがいても働ける環境なので、少しでも興味があったらチャレンジしてみてほしいと思います。
昼と夜の仕事を掛け持ちして子どもたちにも我慢をさせていた生活から、やりたいことをやれて貯金もできる生活へ。ライフデザインに出会って、島袋さんの人生は大きく変化した。福祉の仕事というときつくて収入も低いイメージがあるが、島袋さんからは楽しくて充実した日々を送っている様子が伝わってくる。「福祉のスタンダードを変革する」というビジョンを掲げるライフデザインは、その根幹となる施策として待遇改善による人材不足解消に取り組んでいるが、島袋さんの事例はまさにその取り組みが結実したものだといえる。島袋さんのような人が増えていけば、福祉の未来は着実に変わっていくに違いない。